老後を移住人気№１の福島で暮らす

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老後を移住人気№１の福島で暮らす

各種の情報

福島県が受け入れ態勢を強化し始めたのは２００６年のことで、首都圏と県内に家を持つ「二地域居住」の推進を公約にした知事が当選し、以後、市町村や企業、団体などでつくる「ふくしまふるさと暮らし推進協議会」が設立されて、関連予算は年々増額されています。

県の観光交流課によると、移住者は2006年度以降増え続け、ふるさと暮らし情報センターへの相談も、2009年には1968件に増えたそうです。福島県のホームページには「ふくしま・ふるさとUIターン」というコーナーがあります。将来、福島県への移住を考えている人には参考になる情報がいろいろ出ているので1回のぞいてみてください。

ここには「県の概況」や動画による「ふるさと応援メッセージ」、市町村別のふるさと自慢などがあり、特に福島県をお試し体験できる「ふくしま体験フローチャート」は、お試しプログラムや暮らしの体験もできるので、かなり役に立つのではないでしょうか。

お試しプログラムでは、県内の農家民宿などに泊まりながら地域生活を体験できます。一週間や二週間連続して宿泊したり、週末ごとに何度も宿泊することも可能で、滞在中は、市町村が現地案内をしてくれ、地域の農家で農業体験をすることや市民農園を利用することもできます。

移住など新しい生活を始めるには不安がつきものですが、こうした「お試し」ができるのは実にありがたいと思います。暮らしの体験では、今までツアーの案内が行われたり、宿泊施設付市民農園の年会員受付の案内がされており、実際に行動を起こす時に便利です。

相談の窓口（ふくしまふるさと暮らし情報センター）は東京都の銀座や大阪市内にもあるので、実際に話をして確認することもできます。ここは福島県がNPO法人ふるさと回帰支援センターに委託し開設している、定住・二地域居住に関する総合窓口です。専門の相談員を置き、月曜日から土曜日までの午前10時から午後6時まできめの細かい情報を提供しています。